天仙栓


天仙栓の特徴

天仙栓の大きな特徴は座薬であるために直腸粘膜から直接薬効が吸収される点です。胃、小腸を経由をしないため、胃酸やそのほかの物質による有効成分の 破壊を防ぐことができます。また、通常使用後30分程度で血液循環にのり、即効性が期待できるという特徴があります。その他、天仙栓は直腸を経由するために、一般名 薬品と違って肝臓の負担を軽減でき、新鮮な生薬のままで配合されていますので、がん細胞の抑制に即効性があり、放射線、化学治療に対しての副作用も軽減することが できます。
解熱・解毒作用、鎮痛作用、強力な殺菌など。

主成分

明礬、南星、蟾酥、氷片、黄蓍、三棱、莪朮、白花蛇舌草、半枝蓮など。

対応症

食道癌、胃癌、大腸癌、肺癌、肝臓癌、子宮癌、卵巣癌、前立腺癌、睾丸癌、膀胱癌、乳癌、膣癌、悪性リンパ腫のほか、痔病にも利用できます。

天仙栓の使用法

通常は1日2回(朝晩各1粒)。朝はできれば排便後、夜は寝前に肛門に入れてください(入れにくい場合はワセリンのような潤滑油を薄く塗ってご使用になることをおすすめします)。一日3回まで増量可能です(ご自身の体調に合わせてご使用ください)。
子宮癌、卵巣癌の場合はそのまま膣の奥(子宮頚の位置)に入れてください。
使用後30分程度で薬が溶解することがあり、薬が漏れる場合は、ナプキンなどを当ててください。
天仙液、天仙丸との併用をおすすめします。
西洋座薬との併用は最低2時間ほどの間隔を空けてください。